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四声についてについて
中国語(北京語)の発音の基本は、
「四声」という音の高低をマスターすることです。
たとえば「ma」(まー)と発音する漢字
いくつかあるのですが、
日本語だったら、「まー」と読みさえすれば意味は同じ。
読む時の音の調子で意味が違ってくることはありません。
ところが中国語では、
おなじ「まー」という読みでも
@割と高い音でフラットに伸ばせば、「媽」というお母さんを表す漢字。
A低い音から語尾を上げて疑問形のようなイントネーションの「まー」なら「麻」
B落胆した時のあ〜ぁに近いイントネーションの「まーぁ」なら「馬」
C高い音から語尾を下げ、カラスの鳴くカァに近いイントネーションの「まぁ」ならしかるという意味の「?」
といった具合で、四声によって全然意味が違ってくるのです。
理屈は抜きに「そういうものだ」と思うしかありません。
歌詞とメロディがセットになっているように
中国語も発音と四声がセットでことばを形作っていると思うしかありません。
しかも、漢字単体の時の四声と、熟語になった時の四声は微妙に変化したりします。
日本語だったら、弁当と箱がバラバラだと「べんとう」「はこ」なのに
くっついたら「べんとうばこ」と濁るみたいなものです。
これってルールを説明するより、一つ一つ覚えて慣れるしかないですよね。
中国語の四声もそういうものだと思ってください。
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